自然科学の総合研究所として、物理学から医科学まで幅広い分野で研究を進めています

物理学、工学、化学、生物学、医科学などに及ぶ広範囲の分野で、基礎から応用までの研究を進めている独立行政法人「理化学研究所(理研)」は、その研究成果を社会に普及させるため、大学や企業との共同研究を実施するほか、知的財産権などの産業界への技術移転を積極的に推進しています。

産業界への技術移転にも積極的

理化学研究所は、和光をはじめ、つくば、播磨、横浜、神戸の各地に研究拠点を開設しており、和光研究所では、萌芽的研究、脳科学研究、さらには先端的基礎研究を推進しています。

いずれもナノテクノロジーが関係してくる領域ですが、ナノサイエンス研究プログラムでは、学際的に研究者が融合できる環境を作るために専用の「ナノサイエンス実験棟」を設け、次元的に先端的、集中的に研究を行っています。

同プログラムでは、励起子制御、磁性体、金属ワイヤー、細胞生物、構造化学、光学など、新規材料やエレクトロニクスデバイス、バイオ分野、固体から液体に至る開発まで、全てのナノテクノロジー領域をカバーしています。

筑波研究所では、遺伝子に関する最先端の研究開発を行う一方で、その基盤整備として重要な生物遺伝資源(バイオリソース)に関する事業を展開しています。また、ライフサイエンス研究の中核拠点である横浜研究所は、遺伝子研究を含む4センターを要しており、テーラーメード医療などの研究を推進しています。

神戸研究所は、発生・再生科学に関する中核的基礎研究拠点として、発生・再生現象に基づく再生医療の実現を目指しています。